開業直前の新店舗に赤スプレーの嫌がらせ…ソウルで2日連続被害、違法露店主の逆恨みか

【09月19日 KOREA WAVE】ソウル市鍾路区で30年間飲食店を経営してきた店主が、新店舗の開業を目前に控え、2日連続で汚物や赤いスプレーによる嫌がらせを受けた。 JTBC「事件班長」によると、店主は新たな飲食店を開くため内装工事を進めていたところ、5日午後、工事担当者から「大変なことになった。早く来てほしい」と連絡を受けた。 現場に到着すると、店の外壁や出入り口の各所に汚物がまかれていた。店主はすぐに警察へ通報した。 警察によると、加害者の男はすでに自首していた。店主は再び被害に遭う恐れがあるとして身柄を拘束するよう求めたが、警察は自首している状況で器物損壊容疑だけでは拘束が難しいとの趣旨で説明したという。店主は工事現場を1時間に1回でも巡回してほしいと要請した。 しかし翌日、再び被害が発生した。今度は店全体が赤いスプレーで塗られ、前日よりも激しく損壊されていた。店主は「開業準備がほぼ終わり、あとは店を開けるだけだった。胸が張り裂けるようで、惨めな気持ちだった」と訴えた。 警察が巡回中、別の通報を受けて一時的に現場を離れた間に、追加の被害が発生したとみられている。近隣住民が撮影した映像には、男が裸足で韓国の伝統的な帽子「カッ」とみられるものをかぶり、店の前で赤いスプレーを吹き付ける様子が映っていた。 店主によると、男は店の近くで違法な露店を営業し、人形や家具、鉄くずなどを店の建物周辺に積み上げていた。内装工事に伴い店主が片付けを求めたところ、男は「国の土地なのに、なぜお前たちに片付けろと言われなければならないのか」と反発し、「商売できないようにしてやる」と脅したという。 その後、関連する苦情が相次ぎ、鍾路区庁は男に数回にわたって警告し、過料を科した後、強制執行に踏み切ったとされる。その過程で男が物を投げたり壊したりして暴れ、区庁職員が負傷。男が警察に緊急逮捕されたこともあったという。 男はその後、苦情を申し立てたのは店主だと思い込むようになったとされるが、店主は実際には通報していないと主張している。 男は現在、身柄を拘束されないまま器物損壊や公務執行妨害などの容疑で捜査を受けている。警察は被害状況を調べており、追加の犯行が発生した場合は逮捕状の請求を積極的に検討する方針だという。 男は現在も近くで露店を営業しており、店主は再び顔を合わせる可能性や、直接的な衝突に発展することへの不安を訴えている。 店主が見積もった被害額は現時点で約2000万〜3000万ウォン(約200万〜300万円)。開業の延期により、損失はさらに膨らんでいるという。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News

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