2026年9月、岩手県北上市の中学校で、刺激物が含まれるクマよけの「クマスプレー」を噴射し、生徒にけがをさせたとして現行犯逮捕された、この学校の男子生徒について、岩手県警は盛岡地方検察庁に身柄を送りました。 9月19日付で送検されたのは、北上市立江釣子中学校3年の、15歳の男子生徒です。 この男子生徒は9月17日の午後1時ごろ、自身が通う江釣子中学校の校庭で、「クマスプレー」を噴射し、その場にいた生徒1人に、皮膚が赤くなり腫れるけがをさせたとして、傷害の疑いで現行犯逮捕されていました。 警察などによりますと、けがをした生徒を含め、当時は11人の生徒がのどの痛みなどを訴え病院に運ばれましたが、全員命に別条はなく、その日のうちに帰宅しています。 男子生徒が噴射したクマスプレーは、市教育委員会がクマ対策として市内の小中学校に配布したもので、事件の前日、副校長が校舎付近を巡回した際に持ち歩き、校庭に置き忘れていたということです。 盛岡地検は男子生徒の認否を明らかにしていませんが、逮捕当時は警察の調べに対し、スプレーを噴射したことは認めた一方、「けがをさせようと思ってやったわけではない」と供述し、傷害の故意については否認していました。