警察官などを名乗るウソの電話を繰り返し、あわせて2億4000万円相当の暗号資産をだまし取ったとみられる、かけ子の男女2人が警視庁に逮捕されました。2人は、カンボジアの特殊詐欺の拠点から電話をかけていたとみられています。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京・中野区の職業不詳、南沢光輝容疑者(38)と千葉県柏市の職業不詳、岡山沙樹容疑者(31)です。 警視庁によりますと、2人は去年8月、当時40代の女性に警察官などを名乗って電話をかけ、「身の潔白を証明する必要があり暗号資産を移動させてほしい」などとウソを言い、暗号資産8100万円相当をだまし取った疑いがもたれています。 最初、女性のもとには大阪府警の捜査員を名乗る男から「資金洗浄に使われたキャッシュカード1枚があなたのだった」という内容の電話があり、その後、捜査2課の捜査員を名乗る男や検事を名乗る男からも連絡があり、最終的に暗号資産を送るよう指示されたということです。 こうした電話などはカンボジア北西部にある特殊詐欺の拠点からかけられたとみられ、南沢容疑者ら2人は、この拠点でかけ子をしていたということです。 また、南沢容疑者は拠点で通訳をしながら、かけ子の管理も行っていたとみられています。 警視庁は、2人があわせて2億4000万円相当の暗号資産をだまし取ったとみて調べています。