JR貨物工事発注めぐる‘贈収賄’JR貨物社員が業務移動中にも収賄か

JR貨物の社員が賄賂を受け取ったとして、逮捕された事件で、この社員が業務中にも金を受け取りに行ったとみられることが分かりました。 JR会社法違反の疑いで逮捕・送検されたのは、JR貨物九州支社の社員・財前信一容疑者(62)と、警備会社の取締役・河野敏昭容疑者(66)ら2人です。 警察によりますと財前容疑者は、JR貨物が発注する工事の下請けをめぐり、警備会社に便宜を図った見返りに、現金90万円を受け取るなどした疑いがもたれています。 その後の警察の調べで財前容疑者が業務中にも社用車で福岡市内にある河野容疑者の自宅に立ち寄り、金を受け取っていたとみられることが捜査関係者への取材で分かりました。 河野容疑者は元JR貨物の社員で、同じ警備会社社長の吉村泰容疑者に対し、「自分を取締役にすれば工事を受注できる」と持ち掛けたということです。 警察によると財前容疑者は受け取った金をパチンコなどの遊興費に使っていたとみられています。 また警察は2018年に河野容疑者が現金10万円を渡したのを皮切りに賄賂の授受が始まったことを確認していて、総額は数百万円に上るとみて、全容解明を進めています。

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