奈良市内に住む男性から金塊1.8キログラムをだまし取ろうとしたとして、台湾出身の女が逮捕されました。「受け子」と見られています。 9月25日、特殊詐欺未遂の疑いで現行犯逮捕されたのは台湾出身、自称・貸金業の女性、林容萱(リン・ロンシェン)容疑者(31)です。 林容疑者は何者かと共謀し、奈良市内に住む80代の男性からおよそ4258万円相当の金塊1.8キログラムをだまし取ろうとした疑いが持たれています。 警察によりますと今年6月以降、男性の自宅に警察官や検察官を名乗る男から「口座が不正に作られている。逮捕を免れるために資金調査をさせてほしい」などと毎日のように電話があり、男性は9月9日、電話の指示に従って玄関前に置いた金塊3キログラム、およそ7456万円相当をだまし取られていました。要求はその後も続き、男性は金塊を追加で購入しましたが、不審に思った販売店が警察に通報したことで事件が発覚しました。警察は男性に協力を依頼し、偽物の金属を準備して「だまされたふり」を続けていたところ、9月25日、林容疑者が受け取りに現れたため現行犯逮捕したということです。 調べに対し、林容疑者は「弁護士が来るまでなにも話しません」と黙秘しています。警察は9日の事件との関連性などについても詳しく調べているほか、警察官が「資金調査」名目で金品を預かることは絶対にないとして、強く注意を呼びかけています。