9年前、北九州市のアパートに放火し、住人6人を殺害した罪に問われている男の裁判員裁判が5日、始まり、男は「私は関係ありません」と、起訴内容を否認しました。起訴状などによりますと、元住人で無職の井上浩二被告(58)は2017年5月7日午後11時すぎ、以前住んでいた北九州市小倉北区清水のアパート、中村荘に侵入し、ガストーチのようなもので放火して住人6人を殺害し、5人に重軽傷を負わせた罪に問われています。5日の冒頭陳述で、検察側は「住んでいた時期に中村荘の管理会社に対する不満を吐露し、火をつける旨の発言をしていた」と動機について指摘しました。これに対し、弁護側は「放火以外の可能性があり、井上被告には放火する動機が認められない」として無罪を主張しました。