フランス・パリにある高校が5日、若者の集団に襲撃されました。襲ったのは生徒ではなく、この高校では教育環境の改善を求める抗議デモは実施されていませんでした。 パリ市内の高校で、5日午前8時頃から9時半までの間に合わせて3回、15人ほどの若者の集団が押し寄せ、破壊行為を繰り返しました。 当時、校内にいた生徒およそ100人と教職員30人にけがはありませんでしたが、安全確保のため急きょ休校となりました。 フランス各地で教育環境の改善を求めた抗議デモが激化する中、この高校では一度も実施されておらず、校長は「生徒らの抗議運動に乗じた暴力で極めて悪質だ」と非難しています。 内務省などによりますと、一連の抗議デモでこれまでに5000人以上が逮捕・拘束され、85%が未成年だということです。 フランスでは抗議デモの激化を受けて、5日時点で589校が休校やオンライン授業への切り替えを余儀なくされています。 高校生組合は教育環境の改善を求めて、6日に各地の高校で「一斉ストライキ」を呼びかけていて、すでに休校を決めている学校もあります。(ANNニュース)