【ワシントン時事】在沖縄米海兵隊員の男が強盗殺人容疑で逮捕された事件に関し、米メディアは「日本国民の間で怒りが広がっている」(CBSテレビ)などと相次いで報じた。 在日米軍基地が集中する沖縄で長年くすぶる駐留への反発を再燃させかねないとの見方も出ている。 CBSは5日、全国の米軍専用施設の約7割が沖縄にあると説明。強姦(ごうかん)や暴行、ひき逃げなど米軍関係者に関する度重なる犯罪に触れ、「長年にわたり抗議活動が起きてきた」と伝えた。 CNNテレビも1995年の米兵による少女暴行事件などを挙げ、米軍基地の縮小を求める声が繰り返し上がってきたと強調。高市早苗首相が米側に強く抗議したことを取り上げ、「日米間に政治的な余波をもたらす恐れがある」と指摘した。 保守系のFOXニュースも、米軍基地に対し地元に根強い反発があると報道。ワシントン・ポスト紙は高市政権が防衛力を強化し、中国を抑止するため米軍との連携を深めようとする取り組みを「難しくする可能性がある」と分析した。