福岡の男児2人殺害 容疑の母親「育てるつもりなかった」と供述

福岡県大川市で2025~26年に生まれて間もない男児2人が相次いで殺害された事件で、殺人容疑などで逮捕された母親の梅崎美明(みあ)容疑者(29)=大川市一木=が福岡県警の調べに、26年に出産した男児について「産んでも育てるつもりはなかった」と供述していることが捜査関係者への取材で判明した。前年にも別の男児を殺害して遺体を捨てた疑いがあり、その際に関与がばれなかった「成功体験」が影響した可能性もあるとみて調べている。 県警によると、梅崎容疑者はこれまでに2人出産したとされ、1人目の男児は25年6月中旬ごろに自宅の寝室で出産。すぐに殺害し、遺体をキャリーケースに入れて押し入れに隠した後、近くの用水路に捨てた疑いが持たれている。 捜査関係者によると、遺体は同月27日に用水路の先にあるごみ置き場で見つかり、各メディアが報じた。その際、同居する母から関与を疑われたが「知らない」と回答。母は信じたとされ、県警も容疑者として把握できていなかった。 そんな中、26年7月25日夜に2人目とされる男児を再び自宅の寝室で出産。すぐに首を絞めて窒息死させ、押し入れに隠したとされる。体調不良で搬送された病院からの通報を受け、自宅を訪ねた捜査員が翌日、遺体を見つけた。 梅崎容疑者は子供を育てる意思がないまま出産したと説明。遺体は1人目と同様に「川(用水路)に捨てるつもりだった」と話しているという。この男児に対する事件については既に起訴されている。 県警は6日、25年に出産した男児に対する殺人と死体遺棄の両容疑で福岡地検久留米支部に送検した。【川畑岳志】

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