個人情報を漏らした見返りに現金を求めたとして、広島県警の警察官が逮捕されました。加重収賄などの疑いで逮捕されたのは、府中町に住む県警高速隊の巡査長・渡邉優人容疑者(28)と、広島市西区の会社員・前川達也容疑者(29)です。警察によりますと、前川容疑者は2023年12月、当時県警・海田警察署の交通課に所属していた渡邉容疑者に対して、別の人物(Aさん)の個人情報を教えるよう依頼し、そそのかした地方公務員法違反の疑いが持たれています。渡邊容疑者は前川容疑者からの依頼を受け、警察署内のオンライン端末を使ってAさんの住所など職務上知り得た個人情報を前川容疑者に漏らしたほか、見返りとして合わせて現金10万円を要求した地方公務員法違反と加重収賄の疑いが持たれています。警察は2人の認否を明らかにしていません。■2人は知人同士 個人情報漏洩は金銭トラブルの解決のためか事件は前川容疑者が関わったとされる別の事件捜査の過程で発覚したということで、2人は知人同士だということです。警察は、前川容疑者が別の知人とAさんとの間に起きた金銭トラブルを解決するために、Aさんの個人情報を渡邊容疑者に要求したとみています。渡邊容疑者は勤務時間中に自身がアクセス権を持つオンライン端末を使って、Aさんの個人情報を調べたということで、警察は詳しいいきさつを調べています。■「警察職員が逮捕されたことは、誠に遺憾」広島県警の秋本慎二主席監察官は「警察職員が逮捕されたことは、誠に遺憾であり、県民の皆様に深くお詫び申し上げます。今後、事実関係を調査の上、厳正に対処して参ります」とコメントしています。