4歳の娘ら家族4人に、有害な化学物質を摂取させて殺害したとして逮捕された夫婦が、生命保険金をおよそ2600万円をだまし取った疑いで再逮捕されました。 東京・台東区の細谷健一容疑者（43）と妻の志保容疑者（38）は、健一容疑者の父・勇さん（当時73歳）と母の八恵子さん（当時68歳）、姉の美奈子さん（当時41歳）に不凍液の主成分である「エチレングリコール」を摂取させて殺害したとして逮捕、起訴されています。 警視庁は健一容疑者と志保容疑者が、殺害した3人の死亡理由を病死と偽り、保険会社から、保険金およそ2600万円をだましとった疑いが強まったとしてきょう再逮捕しました。 だまし取った保険金は健一容疑者の口座に振り込まれていたということです。 2人は次女の美輝ちゃん（当時4歳）への殺害容疑でも逮捕されています。