「近年、全国各地でソープが売春防止法違反で摘発されていますが、売春場所の提供という名目はやりすぎだと感じますね。これがまかり通るのであれば、警察のさじ加減でいくらでも摘発できます」ソープランドでは、店は場所を提供しているだけで、部屋の中では自由恋愛による性交が行われているという“建前”で営業をしている。あるソープランドのスタッフはこの建前が崩れつつあると嘆く。従業員の女性に売春の場所を提供したとして、警視庁保安課は10月7日までに、売春防止法違反(場所提供業)の疑いで東京都台東区吉原のソープランド『エルドール』と『男爵』の店舗統括責任者の男(54)ら9人を現行犯逮捕したと発表した。5日には、この2店を含む同じ系列の4店舗に家宅捜索が入っていた。調べに対し、統括責任者の男ら8人は容疑を認めているが、50代の従業員の男1人は「法律違反になるとは知らなかった」と否認している。「今回の逮捕は、今年4月に匿名の情報提供があったことが発端です。警視庁によると、店舗側はスカウトグループに対して、『スカウトバック』を支払っていたようで、風営法違反容疑も視野に入れて捜査を進めています。統括責任者の男は調べに対して『女性従業員を確保するのは難しく、スカウトも利用し確保していた』と供述しています。この2店舗は6年間で50億円ほど売り上げていたとみられ、スカウトへ巨額の資金が流れている可能性もあります」(全国紙社会部記者)