東アフリカのケニアでカルト教団の信者が集団で餓死する事件があり、子供190人と成人1人に対する殺人罪に問われた教祖のポール・マッケンジー被告ら約30人に、南東部モンバサの高裁は19日、有罪判決を言い渡した。量刑は11月6日に決まる。ロイター通信などが報じた。検察によると、マッケンジー被告はケニア東部マリンディに近いシャカホラの森で、キリスト教の終末論を唱える「グッド・ニュース・インターナショナル教会」を主宰。「餓死すればイエス・キリストに会える」と断食を強要していた。被告は子供たちを集団生活させたとして2017年に逮捕されたものの、その後活動を再開。シャカホラの森で人骨が見つかったことから24年に再び逮捕されていた。これまでに400人以上の遺体が見つかっている。ケニアのルト大統領は「政府機関が防げたはずだ」と述べた。カルト宗教による集団殺害は、1978年の南米ガイアナの人民寺院事件、2000年の東アフリカ・ウガンダの神の十戒復古運動事件があり、いずれも900人以上が死亡している。