兵庫県内の障がい者福祉施設で虐待をした疑いで逮捕され、PTSDなどを発症して死亡した16歳の少女の遺族が、国などに損害賠償を求めた裁判が21日、神戸地裁で始まり、母親は「逮捕の必要性があったのか真相究明を求める」と述べました。訴状などによりますと、16歳で亡くなったるなさん(仮名)は去年6月、勤務先の兵庫県内の障がい者福祉施設で利用者に暴行したという虚偽の証言をもとに不当に逮捕・勾留され、強い精神的ストレスからPTSDや摂食障害を発症し、その後死亡したとして、母親が国と県に約1億900万円の損害賠償を求めています。21日に神戸地裁で開かれた第一回口頭弁論で、るなさんの母親は「娘の身体を拘束する必要がなぜあったのか。その事実と判断の根拠を明らかにすることを求めます」と訴えました。一方、国と兵庫県側は請求の棄却を求め、争う姿勢を示しました。