大阪市都島区の風俗店3店舗で、客に下半身を露出させたなどとして、経営者の58歳の男ら16人が逮捕されました。店内からは、警察が来た際の対応が書かれた「警察マニュアル」が見つかったということです。 公然わいせつの疑いで逮捕されたのは、大阪市城東区に住む風俗店経営者の加藤和久容疑者(58)と店員や客、計16人です。一部はすでに釈放され、任意での捜査が続いています。 警察によりますと、加藤容疑者らは今年8月、大阪市都島区の同じビル内にある風俗店「Jan☆Jan」、「CANDY SPLASH」、「Honey BunBun」の3店舗で、客に衣服を脱ぐよう促し、下半身を露出させ、公然とわいせつな行為をした疑いがもたれています。 去年12月、「京橋駅前にあるビルに違法な性的サービスを行うピンサロ店がある」と警察に情報提供があり、事件が発覚しました。 店内には高さ約1メートルのついたてで仕切られた接客スペースが7か所ほどありましたが、店内で誰もが見える状態で、公然わいせつにあたると判断したということです。 加藤容疑者らは、ビルの出入口や非常階段に防犯カメラを設置し、ビルの前には見張りの人員を置いていたほか、平日午後6時20分から午後7時50分は、警察の立ち入りが多いとして、客を入れないようにしていたということです。 また、店内からは「警察マニュアル」が見つかり、「警察が来たら電気を点滅させて知らせる」、「客に服を着るよう案内する」などと記されていたということです。 しかし、警察が20日に約140人態勢でビルを摘発した際には、店側が気づくのが遅れ、電気を点滅させるなどの対応は行われなかったということです。 それぞれの店舗には、1日あたり100人~150人くらいの客が来ていて、3店舗の売り上げは1年間で計約5億円とみられています。また、加藤容疑者の自宅からは現金約2800万円が見つかったということです。 加藤容疑者らは調べに対し、「全て事実の通りです」と容疑を認めているということで、警察は売り上げが暴力団などに流れていないかなどを調べています。