警察は、青森県内に住む80代女性が警察を名乗る男らに現金約590万円と18金のネックレス(時価合計約50万円相当)をだまし取られる特殊詐欺被害にあったと発表しました。■自宅固定電話に警察名乗る男から「あなたの口座がマネーロンダリングに」三戸警察署によりますと、今年9月29日頃、県内に住む80代女性の自宅固定電話に警視庁のクリタミズキを名乗る男から電話があり「麻薬容疑で逮捕した者があなた名義のキャッシュカードを持っている」「調べたところ、あなたの口座がマネーロンダリングに利用されている」などと言われ、女性は連絡先として携帯電話番号を教えました。■「調査したあと返す」女性は定期預金解約して現金を用意…その後、検事のイシカワを名乗る男から携帯電話に電話があり「資産の特別調査というものがある」「普通預金のほかに定期預金などを全部解約してもらい、現金等の資産を一旦預かる」「預かった資産は、警視庁で調査した後に返す」などと言われ、定期預金を解約するなどして現金590万円と18金のネックレス9本を準備しました。■「家に行って資産を回収する」金などを入れ玄関前に置いた紙袋はなくなって…10月16日、イシカワから女性の携帯電話に電話があり「これからあなたの自宅に行って資産を回収する」「用意した資産を全部紙袋に入れて、玄関の前に置いて。紙袋を置いたら家に入っていて」などと言われたことから、同日、自宅玄関前に現金590万円と18金のネックレス9本(時価合計約50万円相当)を入れた紙袋を置いたところ、間もなくして、紙袋がなくなっていたということです。その後、クリタと毎日連絡を取っていたが、急に連絡が取れなくなったことから、被害に気づいたということです。警察は、警察官等が金銭を要求することは絶対にないとして、会ったことがない人物から金銭を要求されたら、支払う前に知人や警察官に相談するなどして、1人で対応しないよう呼びかけています。