SNSで「副業」うたう→保険金詐欺を指南か 詐欺容疑で男3人逮捕

事故によるけがの治療で通院したと偽り保険金をだまし取ったとして、警視庁は28日、男3人を詐欺容疑で逮捕したと発表した。認否を明らかにしていない。3人はSNSでつながった複数人に、「副業」とうたって保険金の不正請求を指南していたという。 捜査2課によると、3人のうち会社役員の小篠正光容疑者(30)=広島県廿日市市=の逮捕容疑は2025年5月ごろ、40代男性と共謀し、保険会社に「自転車で走行中、飛び出してきた自転車を避けようとして転倒した」などとうその申告をし、傷害保険金18万円をだまし取ったというもの。男性は男の指示で整骨院に30日通い、保険会社に請求していたという。 ほかに35歳と50歳の男2人も24年12月と25年3月ごろ、それぞれ「バスケットボールをしていて転倒した」「自転車を運転中に子どもが飛び出してきて転倒した」とうその申告をするよう別の男性2人へ指示。保険金9万円ずつをだまし取った疑いがある。 保険金の請求をした男性3人は事件前、SNSで副業を探していた。定額で副業について学べるというオンラインサロンに登録するなどし、その後に男らとつながったという。 男性3人は男らの指示で、複数の保険会社の傷害保険に加入し、一度に複数の請求をしていたという。警視庁は請求した男性3人についても、任意で捜査を進めている。 「請求役」の男性3人は男らに対して、「副業」のサポート費用として事前に現金を支払ったり、不正請求で得た保険金の半額を報酬として渡したりしていたという。警視庁は、男らが指示をしていた請求役は少なくとも数十人おり、被害に遭った保険会社は10社以上に上る可能性があるとみている。(西岡矩毅、板倉大地)

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