ワシントン条約で国際取引が規制されているインドホシガメなどを密輸しようとしたとして、大阪府警は28日、57歳の建設作業員の男ら3人を逮捕しました。男らは17歳の男子高校生に依頼し、タイからスーツケースでカメを運ばせていたということです。関税法違反の疑いで逮捕されたのは、大阪府富田林市に住む建設作業員・福島隆之容疑者(57)、東京都足立区に住む会社役員・山崎蒼太郎容疑者(26)と大阪府に住む男子高校生(17)ら3人です。警察によりますと、福島容疑者らは今年5月上旬、ワシントン条約で国際取引が規制されているインドホシガメ3匹、ザリガニ13匹などをスーツケースに隠して、タイから密輸しようとした疑いがもたれています。インドホシガメやザリガニはスーツケースの中で、湿らせた段ボールにくるまれたり、タッパーに入れられたりして、運ばれていたということです。事件当時、男子高校生はタイからの航空機にスーツケースを持って搭乗。関西空港へ到着した際の税関検査で職員によって発見され、事件が発覚しました。男子高校生と福島容疑者らとはSNSなどを通じて知り合ったということで、福島容疑者が高校生にインドホシガメなどの密輸を指示し、山崎容疑者が高校生のタイへの渡航費用などを支払っていたということです。また、その後の捜査で、福島容疑者は、国際希少野生動植物である「ハミルトンクサガメ」を25万円で販売した疑いでも逮捕されています。警察は3人の認否を明らかにしていません。警察は今後、インドホシガメなどの入手ルートについて詳しく調べる方針です。