「あなたに特殊詐欺の容疑」警察など名乗り約915万円だまし取った疑い 受け子役の女を逮捕 ほかにも1350万円被害か

熊本市の31歳の男性から900万円あまりをだまし取ったとして、受け子役とみられる24歳の女が逮捕されました。詐欺の疑いで逮捕されたのは、広島県呉市の無職・村木由依加容疑者(24)です。村木容疑者は今年5月中旬、ほかの複数の人物と共謀し、熊本市に住む公務員の男性(31)から現金約915万円をだまし取った疑いがもたれています。警察によりますと、男性のスマートフォンに金融機関の職員や京都府警の警察官、検事を名乗る人物から電話があり、「あなたは特殊詐欺の容疑にかけられており、あなたの資産に犯罪収益が含まれていないか確認する必要がある」などと話したということです。話を信じた男性は、指示通り、現金約915万円を入れたビジネスバッグを熊本市東区の公園に設置してあるトイレに置きました。村木容疑者はその現金を回収しに来た受け子役だということです。5月中旬から下旬にかけ、金融機関が男性の口座が詐欺に使われていると判断し、口座を凍結していましたが、男性がお金をおろそうとしたため、金融機関が警察に通報、現場周辺の防犯カメラの映像から、村木容疑者が浮上し逮捕に至りました。男性は、今年4月にも同じ人物らの指示で、ネットバンキングや口座振り込みで約1350万円をだまし取られているということです。警察は村木容疑者の認否を明らかにしていませんが、ほかにかけ子役や指示役、リクルーターなどがいるとみています。また、匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」の可能性も高いとして捜査を進めています。

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