女性従業員に売春させたとして東京・吉原のソープランド「男爵」の責任者らが逮捕された事件で、警視庁保安課は売春防止法違反(場所提供)の疑いで、同店の実質的経営者、小栗正行容疑者(78)=台東区上野=を逮捕した。調べに「経営者ではない」などと容疑を否認している。同店は吉原地区で「麗嬢グループ」と呼ばれるソープランドの系列店の1つで、同課は小栗容疑者が平成28年からグループの「会長」として経営に関与し、30億円超を売り上げたとみている。保安課は5日に店の責任者や従業員ら4人を同法違反容疑で逮捕。その供述から、小栗容疑者の関与が浮上したという。女性従業員らの大半は「スカウトを介して働き始めた」などと話しており、保安課は、女性の斡旋(あっせん)に違法スカウトグループも関与した疑いがあるとみて調べる。逮捕容疑は5日、同店で20~30代の女性従業員2人が男性客を相手に売春する場所を提供したとしている。