中高生の摘発が前年比2倍以上に急増…背景に「孤独感」か 更生保護に携わる関係者「犯罪減らすにはつながり重要」 鹿児島

鹿児島県内では今年、中高生が摘発されるケースが去年の2倍以上に増えています。更生に関わる関係者は非行少年には共通して❝孤独感がある❞と指摘します。少年と向き合う人たちに話を聞きました。「友達と一緒に遊んでいると、『そういうこと(非行)しないか』という話に、みんな一緒につるんでいると『じゃあしようか』という感じに、そういう(非行の)道に僕はいっちゃったのかなと思う」県内に住む男性です。10代の頃、警察に摘発されました。その後、家庭裁判所の審判のため専門的な調査や観護を行う少年鑑別所に入所。当時を振り返り、後悔の言葉を口にしました。■中高生の摘発が去年の2倍(県内在住の男性)「親にも迷惑をかけたし周りの人にもすごく迷惑をかけて、今はすごく後悔している」県警によりますと、今年、9月末までに摘発された少年はのべ205人で、すでに去年の166人を上回っています。コロナ禍に減少しましたが、4年前から増加傾向となっています。今年は特に中高生の摘発が増加し、去年の同じ時期に比べ中学生はおよそ2倍、高校生は2.3倍ほどに増えています。今年1月、桜島でごみステーションのネットを焼いた疑いで高校生ら3人が逮捕されたほか、先月には、鹿児島市内の公園で40代の男性から現金などを奪った疑いなどで、高校生ら3人が逮捕されました。■問題を抱えた中高生には共通して❝孤独感❞がある非行少年や悩みを抱えた若い人たちと対話や交流を続けている県BBS連盟の堂園さおり会長(47)です。ボランティアで年に数回、ブドウ狩りや釣りなどの野外活動を開いています。多くの若者と接する中で問題を抱えた中高生には共通して❝孤独感❞があると指摘します。(県BBS連盟・堂園さおり会長)「孤独感からの『つながりたい』、それがSNSだったり、でもとても浅い関係で気が合わなければすぐに切ってしまう、気が合えば罪の意識もなく犯罪に染まってしまう」非行を減らすには「安心して過ごせる居場所づくりが重要」だと考えています。

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