近畿厚生局麻薬取締部神戸分室は、麻薬取締法違反容疑で逮捕していた男2人が大阪や名古屋で拠点を移しながら大麻などを密売したとして、麻薬特例法違反(業としての譲り渡し)などの疑いで29日までに送検したと発表した。認否は明らかにしていない。 住所不定の無職の男(28)と大阪市浪速区の無職の男(21)。同分室は28歳の男がリーダー、21歳の男が指示役として密売グループを組織し、遅くとも昨年7月以降、全国の客を相手に末端価格で少なくとも約600万円を売り上げたとみている。 2人の送検容疑は、今年2月まで業として大麻や大麻リキッド、コカインを譲渡するなどした疑い。同分室によると、グループは交流サイト(SNS)などを通じて客と連絡を取り、郵送などで薬物や代金をやりとりしていたといい、少なくとも計400回の取引を確認したとしている。 2人は乾燥大麻などを営利目的で所持した疑いで今年7月までに逮捕されていた。同分室はほかに、薬物の保管・発送役や代金回収役、客ら計11人を麻薬取締法違反などの疑いで逮捕したり、書類送検したりしている。