「下半身に一瞬で火が燃え移った」…憲兵に火炎瓶を投げつけたフランスのデモ隊、衝撃広がる

フランスでは、暴力的なデモに対する取り締まりを強化する中、パリでのデモ中に治安当局者に向けて火炎瓶が投げつけられた事件について、殺人未遂の疑いで捜査が進められている。AFP通信によると、パリ検察庁は1日(現地時間)、「警察官と憲兵計15人に向けて爆発物が投げつけられた」とし、「公権力を行使する者に対する殺人未遂事件として捜査を開始した」と発表した。パリ警察は、先月31日のデモで、数百人が警察官や治安維持を担当する軍人である憲兵に向けて、火炎瓶などを投げつけたとみている。現地メディアは、憲兵1人の足元で手製の装置が爆発し、瞬く間にこの憲兵の下半身に火が燃え移る衝撃的な映像を報じた。この憲兵は、現地ラジオ局RTLの匿名インタビューで、所属部隊に向けてガラス瓶や石、火炎瓶など多くの物が投げつけられたと説明し、「引火性の物質が皮膚に広がっていくのを感じた」「熱に全身が包まれるような感覚だった」と苦痛を語った。前日の先月31日、フランスでは学生や労働組合、市民団体による週末の大規模デモが3週連続で行われ、32万人が街頭に繰り出した。最初の週末デモが行われた先月17日の55万人、同月24日の41万人から減少した。ローラン・ニュネズ内相は、今回のデモは全体として順調に行われたものの、終盤に「前例のない暴力」が発生したと批判した。フランス内務省によると、今回のデモで779人が逮捕され、警察官など治安当局者の負傷者は159人に上った。劣悪な教育環境の改善を求めて先月、高校生らが始めたデモは、物価高など社会問題全般への不満を訴える全国規模の大規模デモへと発展した。政府による強硬な鎮圧で重傷者が出たことを受け、デモは市民的自由や集会の権利を求める運動へと拡大している。

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