神奈川県川崎市の幹部が2024年、市が発注した工事の予定価格を元職員に漏らしたとして逮捕されました。警察によりますと、逮捕された川崎市まちづくり局担当部長の関口隆雄容疑者は2024年、市が発注した2つの塗装・防水工事の一般競争入札をめぐり、市の元職員で「川崎塗装業協会」の事務局長に、非公表の工事価格を漏らした疑いがもたれています。関口容疑者は当時、工事の計画などを担当する「施設整備部」の部長で、かねて付き合いがあった元職員に市役所で価格を漏えいしたあと、元職員が「川崎塗装業協会」に加盟する別の業者にも価格を伝え、入札に応募する業者を調整したとみられるということです。警察は4日、川崎塗装業協会の事務所や川崎市役所を家宅捜索していて、ほかの工事の入札でも組織的に不正がくり返されたとみて、実態解明を進めています。