「確かにダメな人です。ただ、私にとっては…」無職のひき逃げ犯との獄中結婚を決意した女性が明かす、塀の外で夫を待ち続けるワケ

身近な人が犯罪を犯してしまったら、あなたはどのような対応をとるだろうか。 西日本のある都市に住む吉野さゆりさん(仮名、40代後半)は、2021年に人身事故を起こして刑務所で暮らす夫の帰りを待っている。被害者は軽傷だったものの、周囲の人たちの助言を無視して夫は自動車で逃走してしまったのだ。体内に残った覚せい剤が発覚することを恐れての行動だった。 結果、覚醒剤取締法違反、無免許運転過失致傷、道路交通法違反で実刑判決が下り、刑務所へ入ることとなった。2025年半ばに出所してくる夫を待つ身となった吉野さんが、これまでの道程を打ち明ける。 ◆◆◆

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