広島市で、3歳の男の子に暴行を加えたとして母親と祖父が逮捕された事件で、母親は「言うことを聞かなかった」と話していることがわかりました。 暴行の疑いで22日朝に送検されたのは、男の子の母親の熊谷瞳容疑者と祖父の和弘容疑者です。 警察によると2人は去年9月、3歳の息子の両腕や口などに粘着テープを巻きつけ、段ボール箱に入れた疑いです。いずれも容疑を認めています。捜査関係者によると、瞳容疑者が「言うことを聞かなかった」と話し、スマートフォンに当時の写真が残されていたことがわかりました。 男の子は20日、意識がもうろうとなり、病院に運ばれ、今も意識不明ということです。 警察は、男の子が日頃から虐待を受けていた可能性もあるとみて、詳しい経緯を調べています。