内乱を首謀した疑いなどで逮捕・送検された韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領について、検察は24日夜に認められなかった身柄の拘束期間の延長を裁判所に再び申請しました。 検察は尹大統領の身柄の拘束期間を2月6日まで延長するよう申請していましたが、裁判所は24日夜、「検察が捜査を継続する妥当な理由があるとは言い難い」としてこれを認めませんでした。 これを受け検察は25日午前、身柄の拘束期間の延長を裁判所に再び申請したと発表しました。 韓国メディアによりますと、尹大統領の勾留期日は27日に満期を迎えるとみられ、25日夜遅くにも決定が出る可能性があるということです。 一方、尹大統領の弁護団は「検察が補完捜査をする根拠はない」として、尹大統領の即時釈放を求めています。