福岡県鞍手町の住宅で25日、鉄製の門の扉を盗んだうえ、追いかけて来た住人の男性にけがをさせたとして、強盗致傷の疑いで少年ら2人が逮捕されました。 警察によりますと、鞍手町の住宅で25日午前1時半ごろ、2人組の男らが鉄製の門の扉を盗んだうえ、車で逃げる際に止めに入った住人男性を転倒させ、すり傷を負わせる強盗致傷事件がありました。 男らは逃走していましたが、男性が車の特徴を覚えていたことなどから、直方市の土木作業員の男(19)の関与が浮上し、警察が男の自宅に行ったところ、中間市の建設作業員の少年(17)も一緒にいたということです。 警察は、2人を任意同行し容疑が固まったとして、25日午後6時ごろ強盗致傷の疑いで逮捕しました。 男は「けがをさせたことは間違い」と容疑を一部否認し、少年は容疑を認めています。 直方警察署管内では、門の扉が盗まれる被害が去年12月から約20件相次いでいて、警察が関連を調べています。