韓国・尹大統領を内乱首謀した疑いで起訴 現職では韓国史上初 身柄拘束は最長で60日間

韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領について、検察は内乱を首謀した疑いで起訴しました。 現役大統領の起訴は韓国史上初めてです。 検察は尹大統領について、既に逮捕・起訴されている金龍顕(キム・ヨンヒョン)前国防相と共謀して「非常戒厳」を宣言し、内乱を首謀したとして26日に起訴しました。 現役の大統領が起訴されるのは韓国史上初めてです。 検察は、尹大統領の身柄の拘束期間を2月6日まで延長するよう、24日と25日の2度にわたって申請していましたが、裁判所はいずれも認めなかったため、27日までとされる勾留期限を前に、直接尹大統領を取り調べないまま起訴に踏み切った形です。 尹大統領の身柄拘束は今後、最長で60日間続くことになります。 検察出身の尹大統領は、これまで取り調べを拒否していますが、今後「古巣」の検察にどう対応するか注目されます。 一方、尹大統領の弁護団はこれまで「非常戒厳の宣言は統治行為であり内乱罪には当たらない」として、尹大統領の即時釈放を求めていました。

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