突入にチェーンソーや閃光弾 容疑者逮捕の緊迫した現場では…長野駅前3人殺傷事件【長野市】

事件発生から容疑者の逮捕までおよそ3日と11時間。容疑者の自宅で逮捕に至るまでの様子をabnのカメラが捉えました。 ■記者リポート 「今入っている情報では茶色い建物で動きがある模様横に車がつけられている」 雪がちらつくまだ、人通りも少ない早朝。その瞬間に備えるため、周囲は慌ただしくなります。 ■記者リポート 「午前7時、茶色い建物の横に黄色いマットのようなものを捜査員が運んだ」 転落した時に衝撃を和らげるためのものとみられます。この後、聞こえてきた音が… ■チェーンソーの音 警察によりますと、容疑者が呼び掛けに応じなかったため室内に突入するのにチェーンソーを使用したということです。 チェーンソーの音が聞こえなくなったその直後… ■現場に響き渡る轟音 現場に響き渡った轟音。警察への取材で、突入時には、相手の動きを封じる閃光弾を使用したことも明らかになりました。轟音からおよそ20分後。 ■記者リポート 「今、男が乗り込んでいきます。青い上着のように見えます。たくさんの捜査員に囲まれて男が今車に乗り込んだ。午前7時24分です。動きがありました。」 捜査本部の置かれている長野中央警察署。自宅からおよそ10分で連行されてきた容疑者。 ■記者リポート 「今、容疑者の男が車から出てきました。青いジャンパーを着ていました。少しうつむき加減で今中に入っていきました」 容疑者の周りを取り囲む捜査員。複数の捜査員の帽子には、「NSIT」の文字が見えます。捜査関係者によりますと、容疑者の逮捕に当たっては、立てこもり犯など特殊事件に対応する「NSIT」が出動したということです。 「NSIT」は2023年、中野市で発生した立てこもり事件でも対応に当たっています。 ■県警捜査1課吉池正人課長(逮捕時会見より) 「今回は刃物を使った凶悪犯ということでそれに応じた態勢は組んで着手に応じた」

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