タレントキャスティング会社のプロデューサーだった男が、タレントの契約料などの営業秘密を不正に持ち出したとして逮捕されました。 警視庁によりますと、山本和佳容疑者は2023年、勤務していたタレントキャスティング会社から、タレントの契約料や俳優のリストなどの営業秘密を不正に持ち出した疑いが持たれています。 山本容疑者は、東京・足立区のインターネットカフェから、社内のデータにアクセスし犯行に及んでいたとみられ、データには、「年間4000万円」といった契約料の情報や、進行中の案件についての情報などが含まれていました。 警視庁は、山本容疑者の認否を明らかにしていませんが、転職が決まっていた同業他社へ、このデータを持ち出したとみて、調べています。