「警察は逮捕状の画像をSNSで送信しない!」愛媛の特殊詐欺事件で使われた画像公開【愛媛】

「警察は逮捕状の画像をSNSで送信しない」。愛媛県内の男性が被害を免れた特殊詐欺事件が1月にあり、犯人から送信されてきた本物そっくりの「逮捕状」の画像を警察が7日に公開しました。 警察によりますと県内の男性(50代)は1月31日、警視庁の警察官を名乗る男から携帯電話で「愛知県で犯人を逮捕した。あなたの情報をもっている」とウソをつかれ、捜査を口実にされて、指定されたLINEのアカウントを登録しました。 このあとLINEのビデオ通話があり、愛知県警や検察官を装う男たちが現れたあと「逮捕状」「凍結捜査差押許可状」などと記載されている2種類の画像が送信されてきました。 警察が公開したのはこの時に送られてきた画像。「逮捕状」は一般の人から見れば本物そっくりといいます。 男性は相手から「口座を凍結する」として指定する口座に現金を移すよう指示されたため、不審に思い警察に相談。被害を免れました。 愛媛県内は警察を名乗る特殊詐欺が相次いで発生し、SNSで「逮捕状」などの画像を送りつけるケースも目立っています。 警察は逮捕状の画像をSNSで送ることはないとし、画像を受けた場合は警察に相談するよう呼びかけています。

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