マカオ司法警察局は2月6日に会見を開き、前日(5日)マカオのカジノ施設のVIPルームを舞台にした中国本土の犯罪組織による違法賭博事案を1件摘発し、中国人(中国本土居民)の男3人(20〜30代)を逮捕したと発表。 同局によれば、昨年(2024年)9月にコタイ地区に所在するカジノのVIPルームでスマートフォンを使って賭けの様子を動画撮影する手口の違法賭博が行われているとの通報が寄せられ、捜査に着手。その後の捜査で、犯罪組織の関与が明らかとなり、メンバーがマカオのカジノVIPルームからゲームの様子をライブ中継し、SNSのチャットグループを通じて遠隔ベットをさせていたことが判明したとのこと。 2月5日、この犯罪組織の幹部のひとりとみられる男が仲間の男2人を伴い再びマカオのカジノVIPルームに現れたことから、配備を敷いていたところ、上述の違法賭博行為が確認されたため、逮捕。3人はライブ中継用のスマートフォン、小型イヤホン、勝敗記録メモなどを所持していたという。