レアル・マドリ―のDFラウール・アセンシオが未成年に性的なビデオを送ったとされる裁判で、裁判所は被告人の控訴を棄却した。11日、『ESPN』が報じた。 昨年11月に白い巨人の一員としてデビューし、ここまで公式戦で22試合に出場しているアセンシオ。今季のUEFAチャンピオンズリーグでも5試合を戦い、レアル・マドリ―の未来を担うと期待される21歳だが、2023年6月に女性一人と未成年一人との性的関係を撮影した動画を共有したとされる罪で捜査が行われている。 アセンシオの弁護士は捜査を継続すべきだとするグラン・カナリア島の裁判所の判決に対して控訴していたが、カナリア諸島高等裁判所の報道室は申し立てを却下し、調査継続の決定をしたとする声明を発表した。 アセンシオを含む4人の被告人は2023年9月に初めて逮捕され、警察は携帯電話を押収。レアル・マドリーは彼らが「WhatsApp経由でプライベートビデオを共有した」と証言したことを確認しているようだ。 なお、警察によればカナリア諸島の16歳の少女の母親が、性行為を録画していたとして告訴したという。少女は録画に同意しなかったとされており、今後の捜査状況に注目が集まる。