愛知県常滑市の太陽光発電施設から、3500万円相当の電線ケーブルを盗んだとして、カンボジア国籍とベトナム国籍の男6人が逮捕されました。 窃盗の疑いで、逮捕・送検されたのは、カンボジア国籍のマオ・ソックウン容疑者(25)と、ベトナム国籍のブイ・ヴァン・ドゥック容疑者(28)ら男あわせて6人です。 警察によりますと、6人は他の仲間と共謀し、去年11月、常滑市の太陽光発電施設で銅製の電線ケーブルおよそ13トン、時価3500万円相当を盗んだ疑いがもたれています。 6人は金網を破って施設に侵入し、使用されていた電線ケーブルをカッターなどで切断し、盗んだとみられています。 マオ容疑者ら3人は、別の事件ですでに逮捕されていて、捜査の過程で今回の事件への関与が浮上し、6人の逮捕に至ったということです。 警察は6人の認否を明らかにしていませんが、売却目的の犯行とみて、グループの実態解明を進めています。 去年1年間で愛知県内にある太陽光発電施設の金属窃盗被害は、109件で、被害額は、2億7000万円にのぼるということです。