神奈川県警鶴見署は12日、窃盗の疑いで、横浜市鶴見区に住む自称アルバイトの男(48)を逮捕した。 逮捕容疑は、昨年12月25日午後1時20分ごろから同2時ごろまでの間、区内の公園で、区内在住の小学4年と同2年の男子児童2人の携帯ゲーム機やソフトなど計9点(計約3万8千円相当)を盗んだ、としている。 署によると、男は「盗んだことは間違いない。最近のゲーム機を業者が買い取ってくれるか試してみたかった」と供述、容疑を認めている。 児童らはゲーム機をベンチに置いて鬼ごっこで遊んでおり、子連れで来ていた40代女性が現場を目撃。4年の男子児童がスマホで110番通報した。持ち去られた9点の中には、クリスマスプレゼントとしてもらったばかりのソフトも入っていたという。 署の捜査により、被害品とみられる携帯ゲーム機など7点が同日午後2時半ごろ、数万円で同市神奈川区の店舗に買い取られていたことが判明。買い取りの際に確認した身分証などから、男が浮上した。