USB預託商法で男女4人逮捕「60万円で購入すれば72万円の配当」1億5千万円だまし取った疑い

訪問販売会社によるUSBメモリーの預託商法をめぐり、九州地方に住む女性2人から1億5000万円余りをだまし取ったとして、関係する男女4人が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは訪問販売会社「VISION」の関係者で、東京都品川区の自称会社員・中井良昇容疑者(57)ら男女4人です。 警察によりますと4人は共謀して、2018年から2021年にかけて、九州地方に住む女性2人に対し、多数のアプリが入ったUSBメモリーを60万円で購入すれば、「VISION」などが第三者にレンタルして、レンタル料の収入から72万円の配当を支払うなどとうそを言って、およそ1億5000万円あまりをだまし取った疑いがもたれています。 警察は捜査に支障があるとして4人の認否を明らかにしていません。 「VISION」を巡っては2年前に消費者庁の業務禁止命令が出ていたにもかかわらず、勧誘を繰り返していたとして別の関係者が逮捕されています。 「VISION」などが行った手口により、全国でおよそ2万人が契約しているとみられ、集めた金は少なくとも1800億円を超えるとみられます。

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