去年7月、インターネットショッピングサイトで日本国内で製造されたものでない中華鍋や包丁に日本製とうその広告を掲載し、販売した疑いで会社員の男と中国籍の女が逮捕されました。 不正競争防止法違反(誤認惹起行為)の疑いで逮捕されたのは、新潟市江南区に住む会社員の男(37)と中国籍の会社役員の女(37)の2人です。 2人は共謀して、インターネットショッピングサイトに日本国内で製造されたものではない中華鍋や包丁に「生産国:日本」などと虚偽の広告を掲載し、去年7月上旬から下旬までの間、都内在住の50代女性と大阪府在住の30代男性に対して、中華鍋(代金6298円)と包丁(代金1万2300円)を販売し、不正競争を行った疑いがもたれています。 2人は1月27日にも蒸し器付き雪平鍋などを同様に販売し、逮捕されていました。 警察の調べに対し、男は「私は鉄技(会社)の顧問をしていました、ただ最近の業務には関わっていないのでわかりません」と容疑を否認し、女は「日本国内で製造されたものではない商品を日本製として発送したことは間違いありません」と容疑を認めています。 警察は事件について詳しく調べています。