10億円の詐取疑い、再逮捕へ 名古屋、携帯販売会社の元社長ら

名古屋市の携帯電話販売会社「アミックテレコム」(倒産)の元幹部が銀行から不正融資を受けたとされる事件で、別の銀行からも約10億円の融資金を詐取した疑いが強まったとして、愛知県警が詐欺の疑いで、元社長青木隆幸容疑者(68)ら元幹部3人を再逮捕する方針を固めたことが18日、捜査関係者への取材で分かった。19日にも再逮捕する。 捜査関係者によると、3人は経営状況が良く見えるよう粉飾した決算書を銀行に提出し、借り入れた疑いが持たれている。同社は金融機関ごとに虚偽の決算書を使い分け、融資を得る経営を続けていたとみられる。 3人は1月、計1億9千万円をだまし取ったとして逮捕された。

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