日本大が、不祥事を起こして廃部になったアメリカンフットボール部の後継組織「アメリカンフットボール有志の会」の加盟を、関東学生連盟に申請したことが20日、関係者の話で分かった。 関東学連で審査され、同理事会に諮られる。加盟が認められれば、今秋の公式戦出場が可能となる。 日大はここまで組織運営改善を目指してコンプライアンスとガバナンス(組織統治)の確立に努めてきたと説明。今後の活動について「社会の信頼を回復することが必要と考え、より一層の改革改善に取り組んでまいります」などとしている。 日大のアメフト部を巡っては、寮に住む部員が違法薬物事件で逮捕されたことを受け、昨年1月に正式に廃部が発表され、2月に関東学連を退会した。薬物検査で陰性となるなど一定の参加条件を満たした元部員や新入生が5月から「有志の会」として活動していた。