浪江町の工場に複数回侵入、銅線約16.5トン盗む 建造物侵入、窃盗罪で4人起訴 地検いわき支部

福島県浪江町の空き工場に侵入し、銅線ケーブル約2.6トンを盗んだとして、双葉署に建造物侵入と盗みの疑いで逮捕された埼玉県坂戸市、建設業の男(52)ら4人が盗んだ銅線ケーブルが、計約16.5トン(約1800万円相当)に上ることが分かった。地検いわき支部は20日までに、建造物侵入と窃盗の罪で4人を起訴した。 建設業の男のほかに起訴されたのは、いずれも鉄筋工で同県坂戸市の男(48)、同県鶴ケ島市の男(46)、住所不詳の男(23)の3被告。 起訴状によると、4人は昨年4月7日ごろ~5月12日ごろまでの間、複数回にわたり浪江町の空き工場に侵入、銅線ケーブル約16.5トンを盗んだとしている。 同署によると、4人建設業の男の営む会社業の同僚で、同期間中に福島県内で仕事はしていなかったという。被害を受けた工場は震災と原発事故に伴い空き工場となっていた。

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