訪問販売会社によるUSBメモリーの預託商法をめぐり男女4人が逮捕された事件で、警察は新たに海外事業担当の埼玉県の女を詐欺の疑いで逮捕しました。 詐欺の疑いで逮捕された訪問販売会社「VISION」の関係者で、埼玉県川越市の会社員・青木陽子容疑者(54)は、2018年4月から2021年4月ごろまでの間、すでに逮捕されている男女4人などと共謀し「USBメモリーを購入すれば、第三者にレンタルして、購入代金を上回るレンタル料を支払う」などと嘘を言い、宮崎と熊本に住む女性2人から合計およそ1億5000万円をだまし取った疑いがもたれています。 青木容疑者は海外事業担当とみられていますが、警察は、青木容疑者の認否を明らかにしていません。 「VISION」などが行った手口で全国で2万人が契約しているとみられ、集めた金は1800億円を超えるとみられています。 警察はほかにも共犯者がいるとみて、捜査を続けています。