「旭川市内の金融機関の帯封」所持で発覚 旭川在住高齢者が300万被害「オレオレ詐欺」の顛末

北海道・旭川市で2025年2月10日から12日ごろにかけて、80代の男性が300万円をだまし取られる、いわゆる「オレオレ詐欺」が発生しました。 警察によりますと10日、80代男性の自宅に「息子を名乗る男」や「弁護士を名乗る男」から、「職場の女性を妊娠させてしまった」「弁護士と話をしていて300万円必要と言われた」などと電話があったということです。 12日には「男ら」から「現金を本に挟んで大きな袋に入れて送ってほしい」と電話があり、男性は東京の指定された住所に現金300万円を段ボールに入れて郵送しました。 14日、警視庁が逮捕した特殊詐欺の容疑者が旭川市内の金融機関の帯封を持っていたことから、金融機関が高額の現金を引き出した人に確認したところ、男性の被害が判明しました。 男性は被害が分かるまで息子などに相談をしていませんでした。 警察は、詐欺が疑われる電話が来た場合は、警察相談専用電話「#9110」を利用してほしいと呼びかけています。

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