以前務めていたコンビニに押し入り店員を切りつけて現金を奪ったとして、愛知県警犬山署は25日、犬山市松本町3の会社員、沢木純弥容疑者(28)を強盗殺人未遂容疑で逮捕した。「最初から殺そうとは思っていなかった」などと容疑を一部否認している。同容疑者はこの店の元店長だったとみられる。 逮捕容疑は5日午前5時10分ごろ、同市梅坪2の「セブンイレブン犬山梅坪店」で、男性店員(20)に「金を出せ」と刃物で切り付けてけがをさせ、金庫から現金13万円を奪ったとしている。店員は首に全治2週間のけがをした。 同署によると、防犯カメラ映像や目撃情報から沢木容疑者を特定。元店長とみられ、けがをした店員とは面識があったという。【田中理知】