6000万円だまし取られる 青森県内80代女性、特殊詐欺被害 青森署発表

青森署は25日、青森県内に住む80代女性が現金計6千万円をだまし取られる特殊詐欺被害に遭ったと発表した。 同署によると女性は昨年12月上旬ごろ、自宅固定電話に、パナソニックの「クドウ」を名乗る男から「さくら野の株を2千万円で購入したいが青森の人しか購入できないため、名義を貸してほしい」などと電話があった。女性はこれを了承すると、さくら野の「アベ」を名乗る男から電話で「あなたの名義を使ったクドウが逮捕され、名義を貸したあなたも逮捕されるかもしれない。逮捕されないためには追加で2千万円が必要」などと言われた。女性は同月16~26日までの間、4回にわたって指定された都内の住所宛に現金計4千万円を発送した。さらに、監査役の「センドウ」を名乗る男から保証金名目で2千万円を追加要求されたため、2月5日、都内の住所宛に送った。 その後、男と連絡が途絶えたことを不審に思い、警察に相談したところ、詐欺と指摘され気付いた。

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