郵便局の敷地内で覚醒剤を持っていた疑いで26日、福岡市の無職の男が逮捕されました。 男は覚醒剤を売りさばいていたとみられ、覚醒剤入りの封筒をポストに投函していました。 覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは福岡市西区の無職、江田和貴容疑者(32)です。 粕屋警察署によりますと江田容疑者は去年7月23日午後、福岡県糟屋郡内の郵便局の敷地内で覚醒剤約6.7グラムを所持した疑いです。 郵便局員が宛先や送り主が書かれていない不審な封筒が投函されているのを見つけ、中に粉のようなものが小分けにされた複数の袋や注射器があったため警察に通報しました。 その後の鑑定で“粉”は覚醒剤と判明し、江田容疑者が封筒を投函する様子が防犯カメラに映っていたことなどから逮捕に至りました。 警察は江田容疑者の認否を明らかにしていません。 警察は江田容疑者が覚醒剤を売りさばこうと郵送する際、送り先などを書き忘れて投函したとみて、覚醒剤の入手先や販売ルートを捜査しています。