元時津風親方を逮捕 偽造標章で違法駐車繰り返したか 警視庁

身体障害者に路上駐車を許可する標章の偽物を使用したとして、警視庁神田署は27日までに、偽造有印公文書行使容疑で、大相撲の元幕内時津海で、第16代時津風親方を務めた坂本正博容疑者(51)=東京都墨田区立川=を逮捕した。 「駐車違反の取り締まりを免れるためだった」と容疑を認めている。 逮捕容疑は5日午前9時45分ごろ、墨田区両国の路上で、自家用車を駐車する際、偽造された身体障害者用の「駐車禁止除外指定車標章」をダッシュボードに掲示した疑い。 同署によると、掲示したのは、都内に住む知人男性に交付された標章のカラーコピーだった。 昨年夏、千代田区で「標章を掲示した車が頻繁に止まっている」との通報があり、同容疑者が浮上。掲示された標章の発行番号を同署が照会したところ、表記された有効期限が改ざんされており、偽物と判明した。 同署は坂本容疑者が少なくとも2枚の偽物を使い、違法駐車を繰り返していたとみている。

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