2025年1月に名古屋市中区のインターネットカジノ店が摘発された事件で、新たに店の経理担当とみられる男が逮捕されました。この事件を巡る逮捕者は、今回で6人目です。 常習賭博の疑いで逮捕されたのは、中区錦三丁目のインターネットカジノ店「RICH」の従業員、村井宏旭容疑者(26)です。 警察によりますと、村井容疑者は2025年1月1日から25日までの間、インターネットカジノ店「RICH」で、ほかの人物と共謀して常習的に不特定の客を相手に、パソコンを使ったいわゆる「バカラ賭博」をさせた疑いが持たれています。 この事件を巡っては、1月25日に警察が店を摘発し、パソコンと現金約160万円などを押収していました。これまでに従業員の男4人と客1人が逮捕されていて、この事件を巡る逮捕者は今回で6人目です。 警察は村井容疑者を店の経理担当とみていて、売り上げの一部が暴力団の資金源になっていた可能性もあるとみて慎重に調べています。