旭川・女子高校生殺人 19才の女の初公判 起訴内容を認める

去年4月、旭川で女子高校生を橋から川に転落させ、殺害したとして殺人などの罪に問われている当時19歳の女の被告の裁判員裁判が、きょう旭川地裁で始まりました。 留萌の女子高校生が旭川の神居古潭(かむいこたん)にあるつり橋から川に転落させられ殺害された事件では、旭川の無職・内田梨瑚被告と同じく無職で当時19歳だった女の被告が、殺人などの罪で逮捕・起訴されています。 起訴状によりますと、女は内田被告と共謀し、去年4月、当時17歳の女子高校生を車で監禁し、旭川のつり橋で「死ねや」などと脅して転落させ殺害した罪などに問われています。このうち、殺人と不同意わいせつ致死、監禁の罪に問われている当時19歳の女の裁判員裁判の初公判が、旭川地裁できょう開かれ、女は起訴内容について「間違いないです」と述べ、いずれも認めました。 公判では、弁護側は事実関係を概ね争わない方針で、「罪を認めて後悔し、被害者家族への謝罪の意がある」などと情状酌量を求めました。 一方、検察側は、事件の残虐さを踏まえ、同様の犯罪抑止につながるような刑を求めました。 来月3日に開かれる証人尋問には内田被告が検察側の証人として出廷。女の判決は来月7日に言い渡される予定です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加