飲食店経営者にみかじめ料を要求したり、脅し取ったりしたとして、北海道千歳市の暴力団組長の男(51)が暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律違反(暴対法違反)と恐喝の疑いで逮捕されました。 男は北海道公安委員会から2023年7月4日から1年間、縄張りの千歳市内で営業を営む人に対し、みかじめ料を要求してはならないと警告を受けているにも関わらず、同年7月中旬に、同市内の飲食店経営者に金を要求した疑いがもたれています。 さらに、2024年11月23日、以前からみかじめ料を脅し取っているこの経営者に対し、電話で「金を回収しに店回るからな」などと金を要求し、26日ごろに現金1万円を脅し取った疑いがもたれています。 警察の捜査で事件が発覚。2025年2月27日に男を逮捕しました。 調べに男は「金をとっていたことは認める」と容疑を認めていて、警察は暴力団の活動資金にするための犯行とみて、調べを進めています。